子育てママパパが最初に受ける困難と言えば「夜泣き」。
赤ちゃんによってはまったく泣かない子もいるようですが、夜泣きの悩みを抱えるママパパは少なくありません。
赤ちゃんの夜泣きの仕組みとは?
夜泣きが始まるのは生後3カ月頃からで、だいたい生後1年半前後くらいまで続きます。
泣くことは赤ちゃんのコミュニケーションツールであって、悲しくて泣いているわけではありません。
赤ちゃんにとっては昼でも夜でも関係はなく、お腹がすいたときやママの顔が見たいとき、おしっこしたいときなどに泣くことで、ママやパパに気付いてもらおうとしているのです。
夜泣きの対応法
コミュニケーションがしたいと分かっていても、夜泣きが続くと辛いですよね。
夜泣きしたときの対処法5つとチェックポイントをピックアップしました。
- 抱っこする
赤ちゃんは寂しがっていたのかもしれません。抱っこして安心させてあげましょう。 - おっぱいをあげる
お腹が減っているだけでなく、おっぱいをくわえるだけで安心する子もいます。 - 部屋を明るくする
明るくすることで一度完全に目を覚まさせるのが効果的です。起こしてから寝かしつけるほうが早く眠ってくれることがあるようです。 - 音楽を聴かせる
ホワイトノイズと言われる砂嵐の音や、赤ちゃんの落ち着く音を聞かせてあげると泣きやみます。 - 気をそらせる
鏡やおもちゃで遊んで気を紛らわせましょう。赤ちゃんは自分の顔に興味津々で、鏡や写真などに興味を持ちやすいです。
チェックポイント
夜泣きをするとき、以下のポイントが原因で泣いている可能性があります。
- おしっこやうんちでオムツが気持ち悪くなっていないか
- おっぱいをあげてから時間が経ちすぎていないか
- 服や布団の量は、暑さや寒さを感じる状態になっていないか
- 騒音など寝床の環境が不快ではないか
- 顔色や泣き方はいつもと変わらないか
赤ちゃんにとって何かが気持ち悪かったり、不快になることはないか確認しましょう。
教訓!夜泣きの心得
色んなことをしてきたのに毎晩続く夜泣きで、心身共に疲れてしまう人もいます。
「こんなに尽くしているのに分かってくれない!」と悲観しないで、夜泣きをする赤ちゃんと付き合っていくために心得を覚えておいてください。
- 夜泣きを気にしすぎる必要はありません。
- 色んな赤ちゃんがいるので、あなたの赤ちゃんに合う方法を探してみましょう。
- 夜泣きもいずれ終わるものです。
夜泣きを放っておいてもいいと書いている育児書もありますので、気にしすぎる必要はありません。
長くても2年ほどで夜泣きはなくなっていきますので、気負いせずに赤ちゃんとコミュニケーションを取っていきましょうね。