ガミガミは言いたくないけど、何度もいたずらを繰り返してしまう子供をどうやってしつけていますか?
上手く伝わらなくてママがイライラしてしまってはいけません。
今回は、伝わる叱り方やしつけ方法について紹介します。
子供の上手なしつけ方と叱り方
叱るときに子供を脅かすようなしつけ方をしてしまうのは間違った方法です。
しつけや叱るときに気を付けるポイントをまとめました。
手を上げない、声を荒らげない
手を上げたり怒鳴ったりしてしまうと、子供は痛いから・怖いからやめようという理解の仕方をします。
ママが感情のままに叱るのを子供に見せると、子供も同様に、気持ちが分かってもらえないときには怒鳴ったり攻撃的な行動を取ったりするようになります。
子供はママパパの鏡
子供は大人のマネが大好き。吸収力は驚くほど速いので、ちょっとした油断から違う意味で伝わってしまう可能性があります。
「ママ~こっち来て」と言う子供に「ちょっと待っててね~」と返事をしたらすぐに覚えます。今度はママが「おもちゃを片付けて~」と言ったときに返ってくる言葉は、もちろん「ちょっと待ってて~」。パパママの言動はすぐに子供に反映されるので、自分の言動にも気を付けましょう。
アメとムチとタイミング
最近の子育ては、褒めて育てることが重要とされているようですが、アメとムチはセットです。たくさん褒めることはとても良いことですが、まったく叱らないというのは、子供の成長に良くありません。
いけないことを理解させるときには叱る必要がありますし、タイミングも大事です。
また、何もかも「ダメ」と叱ったり、長時間ガミガミしたりすると集中が途切れて、何を叱られているのか分からなくなってしまいます。
失敗した事柄を明確にしたうえで、「こうしてみるといいよ・こうやってみようね」と提案してあげましょう。
子供の反抗期の対処法
2歳ぐらいから始まるイヤイヤ期。実は、反抗したくてイヤイヤしているのではありません。
自分でやりたいという自己主張が強くなってきた結果、反抗しているように見えてしまいますが、本当は悔しいという感情を表しているのです。
例えば、自分でやりたかったことをママが先にやってしまったときや、一人でやりたいことが上手くできないジレンマから悔しいという気持ちをイヤイヤという表現で主張しています。
子供は成長するものです。危なっかしいところもあるけれど、ときに遠くから見守ることも必要です。
きちんとできたら大げさなくらい褒めてあげて、ちょっとの失敗くらいなら目をつむって褒めてあげましょう。
パパママの行動をみて子供は少しずつ成長していきます。
上手く伝わらないときでも、一人でストレスを抱え込まないで子供に寄り添ってみると、子供も理解してくれるようになっていきますよ。