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イヤイヤ期はどう乗り越えればいいの?

赤ちゃんがイヤイヤする原因

子育てをしていると、赤ちゃんが人見知りが激しくて夜泣きをしたり、イヤイヤ期にさしかかって手を焼いたりと、いろいろ大変です。
特に2歳前後に差し掛かるイヤイヤ期では、お母さんもお父さんも子供に手こずってしまうことがしばしばです。
イヤイヤ期はどんな子供も通る過渡期ですので、どんなものかをよく把握して、上手に対応することが大切です。
オムツを替えようとするとやたらと「イヤ!」を連発する、以前はベビーカーに乗ってお出かけするのが好きだったのに急に「イヤイヤ」をするようになったなど、イヤイヤで悩んでいるお母さんは多いことでしょう。

イヤイヤ期というのは、子供の成長期のひとつです。
「あれをやりたい」「これもやりたい」という漠然とした気持ちが膨らんでくる時期で、「何をしたいのか」が具体的にわからないため、フラストレーションが溜まっています。
ですから、「自分のやりたいこととは違う」ことをお父さんやお母さんに強制されると、イヤイヤの反応が出てしまうわけです。

イヤイヤの原因がわからない場合

イヤイヤの原因は多くの場合、特定できるものではないので、お母さんも必要以上に頭を悩ませないことが重要です。
仕事の忙しい時とイヤイヤが重なると、お母さんもイライラして心の余裕がなくなってしまうことが多いので、子供と一定の距離を持って接することも大切かもしれません。

イヤイヤをする時期は、子供の心も大きく成長しているわけですから、言われた通りに動いて子供の言いなりになるよりも子供に自分自身で考えさせるような教育をしていくのも一案です。
「イヤイヤ」というのはネガティブな感情で、子供もそのままの状態で良いとはもちろん思っていません。
ですから、「どうしたらイヤイヤの状態から抜け出せるのか」子供の判断に委ねるようにすれば、子供は自ずと成長していきます。

イヤイヤの対応に困ったら

子供のイヤイヤがひどくて対応に困ってしまったら、本当に困った顔をしてみせるのも悪くありません。
お母さんが困っていることが分かれば、子供の方でもどうしたらいいのか対策を考えるはずです。
子供というのは、親が思っている以上に内面的に成熟していることが多いものです。
ですから、子供が「イヤイヤ」で泣き出して止まらない場合には、いっそ自分も泣いてしまえば子供も逆に安心するかもしれません。

子供は小さいとはいえ、自分とは違う個性を持った一人の人間です。
イヤイヤなどが始まったらむやみやたらにかわいがったり言うことを聞いたりするだけではなくて、独立した個人として尊重しながら対応していけば、子育てにもそれほど困らなくなります。
あくまでも一人の人間として、そしてその子にとって重要な保護者として接してあげましょう。