子供のペースを最優先にして焦らないこと
トイレトレーニングがなかなか進まないと、周りの同年代の子供たちと比較してしまい、親としてはどうしても焦りを感じてしまうものです。
しかし、排泄の自立には膀胱の発達や神経の成長など、身体的な機能の成熟が大きく関わっています。
そのため、子供のペースを最優先に考えることが何よりも重要です。
まだ身体の準備が整っていない段階で無理にトイレに誘ったり、失敗したときに厳しく叱ったりしてしまうと、子供にとってトイレの空間自体が怖い場所や嫌な場所としてインプットされてしまいます。
一度トイレに対してネガティブな感情を抱いてしまうと、それを払拭するのにはさらに長い時間がかかってしまうことが多いです。
まずは子供が自分からおしっこやうんちが出たことを教えてくれるサインを見逃さないようにしましょう。
少しでもトイレに興味を持ったタイミングを見計らって、ゆっくりと進めていくのが大切です。
トイレの空間を楽しく安心できる場所にする
子供が自ら進んでトイレに行きたくなるような環境づくりも、トレーニングをスムーズに進めるための重要なポイントの一つです。
大人にとっては単なる排泄の場所でも、小さな子供にとって薄暗くて狭いトイレは、恐怖心を感じやすい空間でもあります。
そこで、子供が大好きなキャラクターのポスターを壁に貼ったり、お気に入りのぬいぐるみを少しだけ置いてみてください。
明るく楽しい雰囲気を演出してあげることが効果的です。
また、足が床に届かないと踏ん張ることができず不安を感じてしまいます。
安定感のある踏み台を設置したり、子供の体格に合った座りやすい補助便座を用意してあげましょう。
トイレに行くこと自体を特別なイベントのように捉えさせ、成功したらお気に入りのシールをカレンダーに貼るなどの小さなご褒美を用意すると、子供のモチベーションを自然な形で高められます。
いったんお休みして再挑戦する勇気
いろいろな工夫を試してみても一向にトイレトレーニングが進まず、親も子供もストレスを抱え込んでしまうような状況に陥った場合は、思い切って一度トレーニングを完全にストップしてみましょう。
無理に続けて親子関係がギスギスしてしまうよりも、数週間から数ヶ月ほど期間を空けるのも大切なステップです。
子供の心と身体がさらに成長するのを待つことで、再開した途端にあっさりとオムツが外れるというケースは決して珍しくありません。
特に季節の変わり目や、保育園や幼稚園への入園など、子供を取り巻く環境に大きな変化がある時期は、精神的に不安定になりやすいため、無理に進めるのは避けた方が無難です。
お休みしている期間はオムツで過ごすことを決して責めないであげてください。
時期が来れば必ずできるようになるという大らかな気持ちで構え、次の最適なタイミングを気長に待ってみましょう。
