お互いに仕事をしていると家事がおろそかになりがち。家事は女性がするものというイメージがありますが、世間ではどのくらい分担していて、上手く分担できている家庭ではどういったことを行っているのでしょうか。
フルタイム共働き夫婦の割合
母親世代かおばあちゃん世代くらいだと、専業主婦という言葉のほうがたくさん聞こえてきていましたが、最近では共働きのほうが良く耳にします。
育児をしながらパートや時短勤務をしている方もいますが、フルタイムで働く人も増えてきているようです。
パートや時短勤務を含む共働きの割合
- 20代・・・9%
- 30代・・・50%
- 40代・・・59%
フルタイムで共働きをしている家庭の割合
- 20代・・・28%
- 30代・・・23%
- 40代・・・21%
若い世代のほうが、フルタイムで共働きをしていること多くなっています。
家事の分担割合
お互いフルタイムで働いているのなら、家事を分担できている家族が多いのか調査した結果、
- ほぼ女性が家事をする・・・29.7%
- 男性2割程度、ほぼ女性・・・36.3%
- 5:5で分担できている・・・30.2%
6割以上の家庭で女性が家事をやっていることが分かりました。
育児をしながらフルタイムで働き、家事もしていることを考えるとかなり負担がのしかかっています。
過度な負担が原因でストレスを溜めてしまい、家庭が崩壊してしまうこともあるので、女性一人で抱えてしまうことを避ける必要があります。
上手く分担するコツ
責任や当事者意識を持たせる
男性は家事に対してどこか他人事で、できているという思い込みが強いので、「パパタスク」として1から10までのフローを全て教えることがポイント。
ゴミ捨ては捨てた後に新しいゴミ袋をセットするまでが仕事であるなどきちんと教えることで、二度手間にならない家事分担ができます。
分担表を作成する
分担表は、誰が何を担当し、いつ対応するのかを書き出し、振り分けをすることです。
カレンダーや、ホワイトボードなどに、「月:ゴミ捨ての日(パパ)」「土:トイレ掃除・洗濯・料理(パパ)」など業務的にスケジューリングすることで、確実に漏らさず分担させていきましょう。
家事のルールややり方を教える
ルールややり方を説明する時に、男性に対して細々指摘をしてしまうと放棄してしまうことがあります。
担当してもらった箇所では口を挟まず我慢することが大事です。
どこに何を閉まっているかを把握
いつもある場所にしまってくれないなど小さなイライラが出てしまう前に、ラベリングしましょう。
どこに何を戻すのかラベルを見せながら説明すると、後々言い訳ができない状態を保てます。