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子供を産むときにかかる出産費用ってどのくらい?

パパとママと赤ちゃん

出産時にかかる費用

入院や分娩、出産後の新生児管理保育料など、出産にかかる費用は平均で48万円と言われています。
地域によっては少し値段が異なることもあるようです。

入院費用

出産のタイミングから約6日間は入院して安静にするのが一般的。
約1週間分の食事代や入院代は1日当たり2万円ほどかかると想定すると、産後の入院代に12万円ほどかかっていることが分かります。
予定日超過や帝王切開などの場合は6日以上になることがあります。

分娩費用

一般的な分娩の場合、費用は25万円ほど。
予定日に自然分娩で安産が好ましいのですが、赤ちゃんによっては真夜中に動き出したり、予定日に出てきてくれない子もいます。
そういった場合は深夜料金や年末年始料金など、クリニックや産婦人科によって異なりますが、特殊な追加料金がかかる場合があります。
また、帝王切開の場合は、通常分娩に比べ費用が高くなっており、10万円ほどプラスになります。

新生児管理保育費用

主に、生まれたばかりの赤ちゃんの検査、手当て、ケアなどにかかる費用です。一般的に5万円ほどと言われていますが、未熟児や低酸素などを抱えて生まれてきた赤ちゃんの場合は処置が必要になるので上乗せ分がかかってきます。低酸素で生まれてきた赤ちゃんの新生児管理保育料は10万円ほどになったケースもあります。

補助金や手当について

出産育児一時金

子供が生まれたら1人あたり42万円支給される給付金です。双子であれば2倍した84万円になります。
妊娠4カ月以降で流産や死産してしまった場合でも出産一時金を受け取れます。申請方法は、在籍中の勤務先か、扶養に入っている人の勤務先で手続きをしてもらいます。退職している場合でも、6カ月以内であれば申請ができます。

育児休業給付金

子供が生まれてから1歳になるまでの間、育児のために休業した場合、働いていた時の賃金から約67%が支給される制度です。
1歳になる頃までに保育園など預けられるところが見つからない場合など特定の条件に当てはまる場合は育休延長として6カ月の延長、さらに2歳までの延長が可能です。

出産手当金

出産42日前から出産後56日までの98日間が対象で、務めていたころの給料から約3分の2の金額を受け取れます。
計算方法は、「平均月給÷30日×3分の2(約0.6)」で1日当たりの金額が出ます。
総額はこの日割り金額の98日分もらえるということになります。
例:平均月給が20万円だったら、20万÷30÷0.6=4000円 ×98日=392,000円 となります。

補助金や手当はもらわないと勿体無いので、申請忘れのないように事前に準備しておきましょう。