保育士は働きやすい職業?
保育士資格をお持ちの方で、子育てがひと段落したら仕事復帰したいと考えている方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、ライフスタイルが変わり、独身時代のように働くことはできないと、悩まれ、保育士に戻ることを躊躇している方も多いでしょう。
そういう方にとっても、本当に保育士は働きやすい職業なのでしょうか。
全国的に人材不足が叫ばれている昨今、現在の保育士求人傾向を調べてみました。
保育士の労働環境改善を推進中
厚生労働省は保育士の確保のために、2021年現在、次のような取り組みを掲げています。
- 保育士の給与改善
- 技能、経験の手当改善
- ブランクのある保育士のための保育実技研修
- 職員用宿舎の借り上げ資金支援 など
(参照元:保育士確保|厚生労働省 )
給与の改善や、仕事量を減らすためのITC(電子)化の支援、保育士をサポートする補助人員の確保など様々な角度から取り組みが進められています。
実際の保育士求人の内容は?
実際の保育士求人を見ていきましょう。
例えば、子育て世代に人気の横浜市や川崎市がある神奈川県では、若い世帯が多く、いわゆる保活激戦区といわれる地域を抱えています。
県別の有効求人倍率も全国平均を上回っているほど人員不足の傾向にある神奈川県では、給与水準が比較的高いことが特徴的です。
しかし一方で「残業なし」「持ち帰り仕事なし」「家賃保証あり」といった仕事のしやすさをうたったものも多くみられます。
待機児童の解消を目指して自治体による改善政策が進められていて、しっかりした給与と働きやすさの両立を重視する求人の多さに繋がっているようです。
全国でも似たようなケースで、以前よりも働きやすい労働環境にある地域があるようです。
保育士として就労を検討されている方は、ぜひご自身の通勤圏内の求人をチェックしてみてください。