引用元:ファミリーサポートセンター|女性労働協会(http://www.jaaww.or.jp/service/family_support/)
仕事と育児を両立するのは大変。ベビーシッターを継続的に利用すると経済的に心配という方に、ファミリーサポートセンターをご紹介します。
ファミリーサポートセンターとは
地域の自治体が運営している育児サポートサービスです。
一部、NPO法人や民間企業のファミリーサポートと呼ばれるサービスがありますが、ここでは自治体主体のサポートを紹介します。
ファミリーサポートセンターは育児のサポートをしてほしい家庭と、サポートしてあげたいという人とを結びつけてくれるマッチングサービスです。
ベビーシッターや一時預かりなどと比べて格安なので、金銭的に預けることが難しいと思っていた家庭にも安心して利用できます。
平成29年時点で、863市区町村で実施されています。病児、病後児対応は151市区町村と少ないのですが、近隣の自治体からサポートを受けられるので近隣のファミリーサポートセンターをチェックしておきましょう。
ファミリーサポートセンターのシステムについて
サポート内容
各自治体で異なりますが、厚生労働省が提示しているサポート内容の例をご紹介します。
- 学校や保育施設までの送迎
- 学校や保育施設が終了したあとの一時預かり
- 緊急時などの一時預かり
- 病児、病後児の預かりも対応
利用金額
1時間あたり | 金額 |
---|---|
平日7時~19時まで | 600円~1,000円 |
土日祝日(上記時間外) | 700円~1,500円 |
病児・病後児 | 700円~1,500円 |
宿泊21時~7時 | 500円~1,200円 |
※各センターによって異なりますので、詳しくはお問い合わせください
※その他費用が掛かる場合があります。交通費やおやつ・食事代などは依頼主側の負担になります。
ベビーシッターや一時預かりに比べて断然お得にお願いできるので、家計への影響を抑えられます。
利用できる対象者
0歳の赤ちゃんから小学校6年生までの子どもが対象です。(0歳児は生後何日以降という決まりが自治体によって異なります。)
2人同時に預ける場合は2人目半額になることもあります。
利用方法と注意するポイント
ファミリーサポートの登録が必要です。
登録時に気を付けておきたいのが、アレルギーの有無。
万が一のための補償保険に加入していますが、事前に伝えて事故を防ぎましょう。
また、事前打ち合わせが必要な場合があります。
サポートしてくれる方に、事前に予約が可能か相談したり、当日の打ち合わせをご自身で行なう必要があったり、預けるまでの準備があります。
あまり知られていないファミリーサポートセンターですが、お得に安心してお願いできるサポートなので是非活用してみてください